マハトマ.ガンディ 『真の独立への道 ヒンディスワラージ』

この著者は、非暴力独立の思想を広めたインドの思想家であるガンディです。

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   ガンディ


インドがイギリスの植民からの独立を果たしたときの支えになったのです。

それはもう1世紀近くもまえの著書ですが、今も読んで非常に支えになる思想を展開していることを垣間見る事ができます。

現代の事象に通底する事をピックアップされていることにも気が付きます。


1869年ガンディは生まれましたが、この時代は近代化をインドがどのように乗り切るかを苦悶していたのでした。

先に非暴力運動で有名と書きましたが、それは反帝国主義のみならず民主主義的で平和的な解決を見ざしていたのは明白です。

その思想内容に世界中の共鳴者を生んだようです。

この『真の独立への道 ヒンドゥースワラージ』1909年に書かれました。

非暴力によってですが、これは不服従運動でもあるのです。

そしてこれがクイットインディア運動を引き起こしました。

しかし、1910年にこれはすぐさま発禁処分になってしまったのです。

この同時期に、同じアジアの国である日本が日露戦争でヨーロッパの一角であるロシアを破ったことで、発破がかけられたのです。

非暴力でなくても我々アジア人も西洋人の国を打ち負かすことができるじゃないか、というような意見が蔓延したのだそうです。

しかし、ガンディは信念を曲げなかったのです。

1つの思想だけでなく、こうやっていろんな他の意見を取り入れることはやはり興味深いですし、面白いですね。

それもまた読書の面白みの1つでもあるでしょうね。

ガンディの意見は、イギリスは偽善的で、自分の利益しか考えていない。

そして首相は議会を党利党略にしかしていない、というのです。


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これはガンディの意見であって、実際どうであったかは、知るよしもないですが、それは何分学ぶ面があることは確かですね。

自分の利益しか考えていないということから思考せざるを得ないのは、なぜイギリスはインドを植民地化したのかということですね。

やはり巨万の富を得たいからですね。

それだけならまだしも、資本主義が行き詰まり、他にパイを求めなければ、国内の供給を賄うことができないがゆえに、他国を侵略あるいは植民して賄うという必然と当時はされた道に行き着くことになるのですが、それだけでなく、やはり一度その道にのめり込むと、見境がなくなり、自分でも歯止めが効かなくなるのですね。

そうならないためには、一度今の立ち位置をはなれて客観的に自分を見つめる事が重要でしょう。

それで、ガンディのこの言葉が現実味を帯びることになるのです。

ガンディーはは塩を専売にして消費税を国民から奪っていた事を発端に、イギリスの批判をするのですが、そのイギリスからの独立を果たすときには、指導者はやはり植民する側の批判をしがちですが、自国の民の分析をしていたことも忘れていなかったようですねガンディーは。

そういう多面的なあり方は、私の支持する立場でもあります。

人民は、新聞をバイブルにしていたが、新聞は当てにならなかったということです。

それは的確な分析ができていなかったということを看過していたようですね。

それに保守的な考えが染み付いている人は、やはりイギリスに協力しがちであったようですね。

そんなインドの民に「協力するな!」といって呼びかけていたようですね。

それには私も立場を同じくするものです。

懐柔していては独立を掲げる意味がないですからね。

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また近代文明は、肉体的な幸福を目的にしていることにも批判しているし、鉄道医者弁護士などもインドを貧しくしている事を批判しているのです。

その詳細については本書をよんでもらいたいです。

ガンディが、イギリスおよび西洋文明、近代文明を批判していたのは、その精神の素地にヒンドゥ教があったからと言えましょう。

その教えは、やはり質素を基本とするのは言うまでもないです。


ゆえに、自分の手を使って紡ぎ、手で織る事を奨励しているのです。

そこから発想されるのは、近代文明の象徴の1つである大工場ではなく、手工業所や家内工業のような規模の工場でしょう。

ガンディが理想としていたのは自給自足的な村落の生活だったようです。

ここを読んでいたら、マルクスが唱えた原始共産制ですが、そんな事を考えていたら、社会主義思想がインドにも到来することになったようです。

その思想では、貧富の差を解消し、宗教を否定するものであったのですし、その思想の支持者はガンディのそれよりも大幅に多かったので、ガンディの思想はそれほど大きなうねりにはならなかったのは残念だったでしょう。

それに、やはりいくら精神の革命を説いても、それほどの支持は得られなかったようです。

インドからパキスタンの独立がそれを物語っているでしょうし、パキスタン以外にも、それは大勢としてやはり物質文明のほうが魅力的に映ってしまうのは、やはり致し方ない気がします。

しかし、あまりに優雅でありすぎでしかも、豊かすぎになった先進国の人たちには、頂門のひと針になることは間違いないでしょうガンディの思想は。

その豊かさや便利さを謳歌し過ぎでいると、人間的な精神の強さを得ることができないままに終わってしまうでしょう。

そんなことも考えるきっかけになったのがこの本であると断言します。

そういったことに興味のある人はこの本はおすすめです。


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