佐々木力 『反原子力の自然哲学』

この本の表題のある通りの内容の本ですが、その立場にこの著者の佐々木力氏は立っているのはいうまでもないです。 Aという立場とBという立場があるとして、Aという立場が自分は妥当と思って、いきなり人にAという立場になれといってもそれは不可能な話しでしょう。 その立場になるためには、いろんな本などの情報をたくさん接していくうちになる…
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佐伯啓思 『学問の力』

現代において、どのような学問のとらえ方をすべきか、あるいはどのようなアプローチをすべきかとつまびらかにしている本で、思わずここに紹介してしまいたい衝動にかられました。 もちろん、この著者は社会科学を専門にしているゆえに、その分野のことに意識を集中しているのですが、それ以外にも、歴史観、宗教観も視野に入っていて興味深いでしょうし、そ…
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吉田均 『空海に学ぶ仏教入門』

空海は、中国にわたりそこで学んだ仏教を日本に伝えて真言宗を開祖した高僧として有名ですが、その深い内容については、あまり知らなかったので読んでみました。 真言宗はやはり密教的なイメージが強いので、現代人にはなじみが薄いと思われても致し方ないでしょう。 やはり読み手に関心を起こすには、現代人の生活に関係のある面を持っ…
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ピーター.バーガー 、 アントン.ザイデルフェルト 『懐疑を讃えて』

この著者の名は、大学の社会学部に属したり、そうでなくても一般教養として社会学を履修することで、この人の名は知ることになる人が多いのではいでしょうか? それほど有名な社会学者ではないでしょうか? 社会学は、他の社会科学とは違って、一般法則を見出していくものではないゆえに、社会科学ではないという旨の本を読んだことがありますし、私…
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トム.ニコルズ 『専門知はもういらないのか?』

現代において、専門家は必要ないのか、と言われればそんなことはないです。 もの1つとっても、探っていくといろんな弊害が出てくるのですし、その良い面と悪い面を両方探索して、どちらを選ぶかを提示する人=専門家は必要ですし、それはこれからもずっと続くでしょう。 ならどうして表題のような本を書く必要があったのか、と問われるとやはり、そ…
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佐伯啓思 『砂上の帝国アメリカ』

これは日々のニュースだけでは知ることの出来ない、アメリカの全貌を知ることができる本だなと思いました。 やはり、これまで多くの学者が指摘してきたように日本はアメリカの属国であって、確たる主権国家ではないということもわかるでしょう。 昨今のコロナ騒動でも、半ばフィクションを強いて、それに日本を従わせてきたとしか思えません。 …
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中野憲志 編著 『制裁論を超えて』

北朝鮮が日本人を拉致した事件や核開発をしていたことを明るみに出たときに、国内にいる北朝鮮人へのバッシングや暴力事件がおきたり、そして北朝鮮への制裁論を決議するなどと、こういったことによってことは解決しない、ということがこの本の趣旨でしょうか? そして、同じようなことが他の国で起きても、日本は態度が北朝鮮へのそれと比べてかなり違う……
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菅原智 『未来を変える受験勉強』

この本は興味深く読ませてもらいました。 私は能力開発というものに興味が幼少期からありましたから。 私も、高校時代には大学への受験勉強に勤しみましたが、1つだけ補欠に入ったにもかかわらず、それも結局落ちてしまい浪人を余儀なくされました。 やはり高校の2年間は遊び呆けてしまっていたので、そのつけがまわったのでしょう。 …
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徳永恂/小岸昭 『インド.ユダヤ人の光と闇』

德永、小岸ともにみすず書房で書き下ろしの本を出しているので、その腕は一流でしょう。 私も、このみすず書房からの本で、コーヒーを飲みながら読書をして、優雅な思いにさせてもらった1人です。 これまでに未知だった文化、気候、分明、民族といったものを著者自身の視点や枠組で、わかりやすく書かれた本は好きです。 この本もそんな本で…
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佐伯啓思 『死にかた論』

社会科学全般の総合的な考察や研究を生業にしている佐伯啓思氏が、このような表題の本を出すとは興味深いですが、専門に閉じこもることなく、いろんな領域に常に関心のアンテナを張っているからこそ、こういう本も出すことになり、社会科学の研究でもかなりの成果を出せているのでしょう。 死にしろ社会科学にしろ同じく対象は人間なのですから不自然さはな…
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加治将一 『龍馬の黒幕』

坂本龍馬がフリーメイソンのエイジェントであったことが詳らかに書かれている本ですね。 これには誰しも驚くでしょう。 しかし、陰謀を企むそのフリーメイソンの生態学を詳らかに研究し、いまも世界で暗躍しているフリーメイソンの実態と照らし合わせると、やはり辻褄の合う立場であることがわかります。 フリーメイソンは、民主主義、平等、…
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ジェレド.ダイアモンド 『分明崩壊(下)』

文明論が大好きな私は、この表題をみてすぐさま読みたくなりました。 しかし上下の2巻になっていてどちらを買おうか迷いましたが、普通なら上から読むのですが、天の邪鬼な私は下巻からかって読みました。 しかし、それでも差し支えなく読めました。 上巻を読んでいなければ意味がわからない出来にはなっていないからですね…
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山口二郎 『政治改革』

これは93年に書かれた本ですが、いまも瞠目すべき視点や概念が盛り込まれた本だと思います。 国民が主権とはいいますが、その重要性を認識している人はどれだけいることでしょうか? それは、やはり第二次大戦の直後において強く認識されたことでしょう。 あの当時は、天皇が主権であったゆえに、軍部の暴走を止める事ができなかった、とい…
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ゲイリー.R.レナード 『イエスとブッダが共に生きた生涯』

この本の題名をみるとブッダとキリストの人生比較の本なのかなと錯覚しがちですがそうではないです。 この著者が、スピリチュアルに目覚めて、この両者の教えを基軸としつつ、いろんな学んだことや神や仏の声を聞き、それをそのグループの構成メンバーと一緒に、世界中の事件、映画、テレビ、歴史などのいろんな内容について話した内容をこの本で展開してい…
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小谷野敦 『リアリズムの擁護』

私小説は、本人の経験した内容だけを素材にした文学であるけれども、その是非については昔から論争があったようです。 文学とは、読んだ人に感銘を与えて人生を変えるものにするべきである。 それに対して、私小説はそうではなく、ありのままの経験を書くだけでいいんだ、という立場でしょう。 その是非については、私はどっちつかずです。 …
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丸山真男の意義とは? 板垣哲夫の『丸山真男の思想史学』を読んで考える。

文系の大学に行く人なら、丸山真男という名は必ず1度は聞くことになる人でしょう。 私は政治学のゼミに入っていましたが、その際も、その担当の先生が、「僕は丸山真男の本は、学生時代から今まで何度読んだかわからない。もうぼろぼろだもの!頭がいいっていうのはこういうことかなって感動しましたね。」と熱っぽく語っていたのを覚えています。 …
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フレッド.ダルマイヤー 『オリエンタリズムを超えて』

『オリエンタリズムを超えて』という題名の通り、東洋の思想を読み返して、現代におけるその意義性を述べた本です。 いろんな文化が交錯する中で、どのような思想を打ち立てるかを模索した本です。 この著者が滞在したインドにおいて、そこで学んだ宗教家や思想家、それとそれに影響を受けて日本に輸出されて萌芽した宗教や思想や西洋の思想を引き合…
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高山裕ニ 『トクヴィルの憂鬱』

1805年にフランスに生まれたアレクシス.ド. トクヴィルはアメリカに赴き、その市民性や共和制や政治制度の進み具合に感動し、その内容を本に書き下ろしたことで有名だったのですが、その詳細については読んだことがなかったです。 実際そのアメリカの内容については、当然書かれていましたが、アメリカを完璧なものとしてそのまま措定するのではない…
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森永卓郎 『消費税は下げられる!』

この本を読むと、常識というか、世間一般に流布されている情報に縛られていると真実が見えなくなるということを痛烈にわかった本ですね。 日本は借金だらけで破綻の状態にある、というのは嘘で、世界一健全な財政をしている事がわかりました。 それは日本の国債金利が世界一低いということからもわかろうというものです。 借…
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中山千夏 『ヒットラーでも死刑にしないの?』

この本は、死刑廃止を支持する著者によって書かれた本です。 その立場を支持するか、反対するかは、この本を読んでから決めるといいでしょう。 然し、この本を読む限り、この人は、表面的にいいように取り繕うことに生きがいを感じている人のようで全然私は支持できない人でした。 深く広く知識や情報を集めて、そしてできる限り人の感情を理…
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