相沢俊英 『密入国ブローカー』

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この本は,某日本人が法律の抜け穴を詳細に調べて、その抜け穴を使って、イラン、バングラディッシュ、パキスタン、韓国などの外国人の日本への密入国を斡旋してきたドキュメントを描いたものです。

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その某日本人が斡旋して密入国してきた外国人は、当然ながら金を得るために、違法就労だけに終わるパターンもあれば、悪行かあるいはそれに近い詐欺に手を染めるのです。


日本のように、普通に働いていれば普通に賃金を得ることができる国ではなく、普通に働いても普通に賃金を売ることができないこういった国で育った人たちは、法を犯してでもそういったことに手を染めることにためらいを感じないのです。

こういったことも原因になり、今や日本は、犯罪に対して安全な国ではなくなりつつあるのです。

こういった犯罪者たちは、法の抜け穴を丹念に丹念に調べ上げたうえで、その犯罪を犯すのです。


完全に法的な抜け穴を使っているので、金をだまし取られたといって警察や探偵に依頼しても不問に付されて犯罪をおかされたまま、金を取り返されずに終わるパターンも多々あるのです。

その犯罪には、たいてい中国人や韓国人が携わっているパターンを私はいくつも知っています。

私が働いている職場でも多くの中国人がいます。

日本が経済力で世界第2位の地位を明け渡したとはいえ、まだまだ経済力では強いですし物価の高い国ですから、日本から第三国から日本へ来るのは高額の金が必要です。

そういう人たちは大抵の場合、裕福な家庭で育ってきた場合が多いですから、先進国の道徳的なモラルや倫理を所持している場合が多いです。

いやほとんどといって良いかもしれません。

しかし、日本の場合と違って、いろんな犯罪が蔓延している国、社会で育った人たちですから、そういう面も持ち合わせているパターンもあることを気に留めていかなくてはいけないと私は思います。

表面だけの付き合いで、

「この外国人は、優しい人だし絶対に犯罪は犯さないだろう!」


というように、心が無防備になっていてはいけないのではないでしょうか?


日本のような安全な国ではなく、犯罪が蔓延している国で育った人たちですから、ためらわずに犯罪を犯す可能性もあるのです。


そう思わざるを得ないです。

いつ豹変するともわかりませんから。

金や高価な品を、精神的に無防備に貸し借りするということは常に戒めなくてはいけませんね。

私は、 『黒社会』『蛇頭』『中国現代化の落とし穴』など、中国人による外国での犯罪の実態をリポートしてきた本をたくさん読んできましたし、実際に犯罪に逢って、そのグループに中国人や韓国人が携わっていた、ということを知りました。

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格闘技のような話になりますが、「この人は殴ってこないだろう」とタカをくくって無防備でいて不意打ちのパンチを食らう、ということにならないように、常に「この人は殴ってくる可能性がある!」と心で構えている必要がある、ということですね。

そうすれば、躱すなり防御したりして不意打ちのパンチを食らわずに済む、ということですね。

要するに、知的武装をしていく必要が、これからの日本人には必要ではないか、と思っているのです。わーい(嬉しい顔)

1人の人間として、外国人も同じ人間として信じたいですが、そんな悠長なことはいっていられないなと思います。

日本にいれば、世界で珍しいくらいの犯罪の少ないこの国で生きていると、どうしてもそういうことに精神的な無防備になりがちです。

ですから、そういう精神的な防御を、これから外国人と接する場合には必要ではないか、とこの本を読んで思いました。

何もこれは、全部の外国人の全人格を疑え、といっているわけではありません。

外国人を日本人と同様に、人格的には尊重しながらも、知的武装をしていくのが望ましいといっているのです。


しかし、私は、そういった密入国してきた人たちが、貧しい国で育ったからといってそういった犯罪を犯すことを私は是認するものではありません。

富裕である、ないにかかわらず、人を欺いて大金を得ることが人徳的に許されるわけはありません。

初めは金を得る手段がないから仕方なくやっていても、それが自分の子、そして孫にまで受け継がれてしまってはそれが不変のものである「文化」になってしまうことが、非常に私は憂えるのです。


日本が貧しいころは、こういった犯罪を犯す人も、今とは違って多くいたでしょう。

しかし、豊かになって、普通に働いていれば普通に金を稼げるようになったにもかかわらず、こういった犯罪に手を染める人たちが多くいるのはどうしてだろうと、思わざるを得ないです。

それは、豊かさゆえの、楽して金を得ようという、アマチャンの人間が多数輩出されてしまっているということですね。

親の教育がなっていないのでしょう。

こういったことが起こらないように、これからの日本人の教育に期待をします。

私の携帯電話には、毎日スパムメールが来ます。

それには、 「○○○万円振り込みますから、そのためにポイントをコンビニで買ってください!」というような類のことが書かれているのです(笑)。

こんなのにひっかかってはいけません(笑)。

あなたの携帯にもこういったメールが来るかもわかりませんのでご注意を!

こういったおいしい話をふって金を儲ける。

優良な営業マンのような話し方や笑顔を作って、振り込む人間を安心させて金を振り込ませる…中国では当たり前のようにされている手口です。

犯罪手口が日本に輸入されたのではないか、そんなことを考えてしまいます。

密入国ブローカーによって密入国してきた外国人は、悠然と犯罪に手を染め、良心の咎めを感じない…これが、言語と同じような「文化」になってはいけない、当然のことですね。

普通に働けば普通に金を得ることができる社会になればいいのですが、日本やアメリカ、イギリス、ドイツ、イタリアなどの先進国では当たり前のことですが、そうは簡単にいかないのが現実なのです。

産業化がうまくいき、経済的に発展するにはいろんな要件が必要なのです。

これまでの学をひけらかせてもらえれば以下のような要件が必要なのです。


・毎日、永遠に働ける環境がなければいけません。

・大勢の人たちと商取引をする、一緒に働かなくてはいけないので、言語の流通がスムーズにいかなくてはいけません。

・同じく、大勢の人たちと商取引をし、一緒に働かなくてはいけないので、基本的な算数や倫理のような勉強ができなくてはいけません。

・物や金の流通をおこなうわけですから、道路などが整備されていなくてはいけません。


普段日常的に何気なく日本で暮らしていると気が付きませんが、発展途上国といわれる国では、こういった要件が満たされていないのです。

働くには非常に暑い、あるいは寒いがために働けない、あるいは雪などの気候のために働けない時期が長い国では経済的な発展がスムーズにいかないのです。

発展途上国では、いろんな民族がいろんな言語をしゃべるために、言語の流通がスムーズにいかないのです。

それに多言語国家では、教育を行う上で、多言語が妨げになって算数や倫理といったことも施せないのです。

発展途上国では、あまりにも広い地域が山あり谷ありで道路の整備がなかなかスムーズにできないのです。

こういったことを勘案すれば、先進国が、途上国に経済的な援助をすればいい、というような単純な話では済まないのです。

援助をするだけではこの先、何十年いや何百年もかかるかもしれません。

援助も必要ですが、それだけではことはすみません。

温暖湿潤気候で働きやすく、言語は1つしかなく、教育もスムーズで道路整備も簡単に行われてしまった日本を含む先進国といわれる国の民は非常に幸せだな、と感じる次第です。


これから、私たちは途上国といわれる国に対してどうすればいいのか、を考えて模索していかなくてはいけません。

そういうことを読者につきつけるのが、本の役目だと私は思っています。

そんなことをこの本を読んで考えてしまいました。

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