保城広至 『歴史から理論を創造する方法』

高校までの歴史の勉強はひたすら暗記に重点が置かれていましたが、大学に入ってから学ぶ「歴史学」においては、考えや理論を展開するのが当然になります。

しかし、その歴史学において、いきなり自分の考えることをかけと言われてもしどろもどろになるのがオチでしょう。

私は大学に入って、いろんなことに興味をおぼえていろんな本を読みました。

gendaishousetu.jpg


それによって、筆者によっていろんな考えがあり、読みすすめていくうちに、人間というか人類の壮大さに感動したものです。

それに感動し、さらに読書にのめり込んでいく事になったのです。

その行為によって、自分の考えや理論を構築することになったのは言うまでもないことです。

やはり理論とは、知と知の結びつけゆえに起こることであって、いきなり考えろと言われてもできた話しではないでしょう。

ゆえにいろんな本を読み、参考になったらそこにチェックをしれておき、その本を読み終わったら、その箇所を再度チェックするなり、ノートなりに書き留めていく作業がどうしても大事になってくるでしょう。


そういう作業が好きな人は、大学時代にはどんどんやっていくことをおすすめしますし、卒業後ももちろん継続していくべきでしょう。

そこに書いてある考えが、自分と一緒であるならばそのまま踏襲すればいいですし、違うならば修正を施す必要があるでしょう。

そのいろんな考えを学べるという経験は、ゼミを通しても経験できる事は間違いないはずです。

しかし、本でならば、週1回しかないゼミの時間を待つよりも、どんどんできることですので、こちらのほうが好感度は高かったのは言うまでもないことです。

この本は、歴史から理論を創造する方法、という題名ですが、創造というとなにか無から有を生み出すというようなニュアンスを感じますが、そういう方法論ではなく、歴史的な事象から理論を構築する方法というニュアンスでしょうか。

いろんな歴史的事象から、理論を抽出するためには、やはりいろんな資料を元にしていかなくてはならないのは言うまでのもないことですね。

girigilisha.jpg


その過程を通じて、自分のこれまでの理論に誤りがみつかったら、それを当然是正していく勇気も必要ですし、この本の著者も書いていることです。

この本には、社会科学において採用されている理論の構築方法のいくつかを、歴史学にも採用できるものをピックアップして、その方法論を提示しているのです。

自分の理論の構築をする際に、それらの方法がかなり役立った経験から、それを読んだ人にも手助けができるだろうという考えで書いたものかなと思われます。

いろんなものの考え方をしていく、その例事はいくつもこの本の中にありますが、それらのうち、いくつか知っていても、いくつかは知らないということもどんな勉強家の人でも当然あるわけですから、そこは虚心坦懐になって学ぶことをおすすめします。

私は、自分の属した学部の範疇以外にも、いろんなジャンルの本を読み、その中でいろんな考え方があるんだ、こんな考え方もあるんだというその多岐さに驚きましたが、それらのいずれも、自分の理論の構築をする上で、参考になることは間違いないでしょう。

しかし、それを学部生が逐一探していくのは、かなり時間と労力を必須とすることは間違いないでしょう。

しかし、この本ではその多岐なことをいくつも提示してあるので、それを参考にしていくことで助かることは間違いないでしょう。

特に大学の学部生は!


しかし、何事もこれだけで万全ということはなく、更に自分でいろんな本を読み、資料を集めて、探していくことも当然重要でしょう。

日本が生んだ誇るべき英文学者、言語学者であった外山滋比古氏は、いろんな場所に小さなノートをおいておき、いきなり天啓のごとくヒントを得られたり、考えが浮かんだりしたらすぐに書き留めておいたということです。

やはり人間、いくつになっても、勉強や研究は続くものなのですね。

自分の理論、いわゆる哲学の構築は、こういった本を1冊だけ読めば大丈夫ということはありえないわけで、その他何か他の方法がないか、といったことを常に探し続ける、更に考え続ける作業は必須でしょう。

mankock.JPG


また、他の本で学んで印象に残っているのは、色んな本を読んでいる時に、ある行間からヒントを得ることがある。

そこで得たヒントを使うことによって、独自の考えができるということです。

これは日本が誇る知の巨星として知られる梅棹忠夫氏「知的生産の方法」に書いてあったことです。

先の外山滋比古氏とにていますが、参考にはなるでしょう。

やはり、その道だけ一途というのは感心できた話ではなく、いろんな分野に手を出して学んでいく人こそが、そういった学問の分野においても説得的でしかも、人を感動させることができるのですね。

その道1つだけで、そういう芸当が可能かどうかは言わずもがなですね。

そのことがわかっている人には勧めたい本です。

●この本は以下よりどうぞ!
  ↓



isshaGRL_0014.JPG


おススメのネット本スーパー 『honto』です!

書籍や電子書籍を買うごとに、100円につき1ポイントが貯まります!

そのポイントは、また書籍や電子書籍を買うときに使えます。

更に会員になると、毎月10%あるいは20%の割引きのクーポンが送られます。

電子書籍なら30%offの場合も!

こんなサービスのいい本屋さんのサイトは知りません!
  ↓













ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント