浅井信雄 『中東を読むキイワード』

中東の情報については、非常に難しいものがあり、ひとえに簡単な固定観念は通用しないようです。

そういった枠組みはどんな国の情勢であっても固定観念でものを論じるのはタブーですが、こと中東には更にそのことが当てはまるようです。

現代においても、「昨日の敵は今日の敵」「今日の友は明日の敵」といった日本の戦国時代の様相を呈するのが、中東であるそうです。

イスラエルアラブの対立において、イスラエルの言い分が先に出てアラブのはあとになってしまうのが常です。

それのみか、時にアラブに不利なニセ情報も流されるようですね。

こういったディスインフォメーションも国際政治を動かすようです。

そのことを読者はインプットしなくてはならないでしょう。

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このような状態故に、フォローをするために学者は知識や経験や洞察が必要であるそうです。

これは、どの分野でも必要なことですが、中東情勢においては更にその傾向があるということでしょう。

また米ソの冷戦時代の、資本主義と社会主義のイデオロギー的な対立があった時代においては、本当に友好的な外交をめざしてなのか、あるいは覇権を握るために仕方無しにしたことなのかは、判別の仕様が非常に難しいことではあったのは確かですね。

中東からの情報はやはり片務的と言わなくてはならないでしょう。

やはりアメリカが石油の利権を握っている以上、その同盟国である日本においては、そのアメリカに有利な情報しか日本に来ないのは明白です。

石油の決済の方式をドルにしている以上、やはりその利権を損なうようなことをする国が中東に出てきたとすれば、そのようなアメリカに有利な情報を日本に流すほかないでしょう。

アラブイスラエルのどちらが、日本に良き情報がくるか?

当然イスラエルでしょう。

イスラエルはキリスト教、そしてユダヤの聖地である以上、そのアメリカで政権を牛耳っている宗教がこのような国出身であることを踏まえれば、イスラエル寄りになるのは当然です。

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やはりこの本などが書かれてた当時においては、新聞」や雑誌、やテレビ、ラジオしかない時代であったので、その片務的な情報しかなかったですが、今や片務的でない、総合的な視点にたった情報を得ることができるのはひとえにインターネットのおかげでしょう。

このような本も読み合わせて、当時のマスコミの状態と今の状態を比較しながら、社会学的に考察していく作業はなかなかに面白いものでしょう。

しかし、科学とは中立的に物事を論じていく必要があるのは言うまでもないことです。

それを前提にして、物事を詳しく構造的に考えて考察していくスタンスが望ましいでしょう。

しかし日本は、島国であるため、また非常に裕福な国であるために、こういった国々の苦悩の様を垣間見ても、それほど、いやほとんど無関心でもいられるのです。

それは科学の理念上、望ましくないでしょう。


ゆえに、時間があろうがなかろうが、こういったことに関心を持って自分ができることはないか、こういった他国について考えて良くなるようにするのは、といった人が出てくる事はいいことでしょう。

そんなスタンスを感じるのです。

●この本は以下よりどうぞ。
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